ストア派アナン・アムラの考察

暗闇に覆われた人生

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怒りや欲に支配されたらもう目は見えない。
あるのは暗闇のみである。

 

 

これは仏教祖である仏陀の言葉だ。

 

人は暗闇の中で過ちを犯す。


お酒を飲み、酔っ払って他人に悪態をつき嫌われる。

 


愛欲に耽り、自分の人生よりも恋人の人生の方が大事だと思い、そう言い張る
どれも目が見えていない。

 

 

お酒に酔っ払い、自分に酔った社会人


恋人に酔い、自分に酔った学生・生徒は


もっとも幸せから遠い。

 

愛欲はお酒よりも不幸だ。

 


お酒は翌日には醒めるが、愛欲は醒めない。


愛欲に耽っている人間はそれを手放そうとしないわけであるから


その終わりは相手の感情や都合に合わせざるを得ない。

 


その時点でその人は自分の人生を恋人という他人に支配されている。

 

 

このように暗闇に覆われた人生というのはとても辛いものである。

 


「本人が幸せなら良いではないか」と思うかもしれないが


お酒や愛欲に耽っている人は往々にして他人に迷惑をかける。

 


なぜか、それは目が見えていないからに他ならない。

 

 

もし自覚しているのであれば今すぐにでも暗闇を抜け出すべきだ。


お酒や愛欲は確かにそのときは楽しいかもしれないが


自分のために精進することの方がもっと楽しい。


そのことに気づくまで光へ向かって歩くべきだ。

 

だがしかし、逆もある。


お酒や愛欲によって一度暗闇に覆われた者は


その経験がない人よりも強い。


闇の中に紛れていた人は、光の明るさを一層強く感じるものだ。

 

お酒や愛欲に耽って目が見えなくなっている人を見て


愚かだなと思うこともあるだろう。


しかし、愚かだと思うこともまた愚かである。

 

確かに暗闇に覆われている人は愚か者であろう。


しかし愚か者こそ強い。


愚か者であることを自覚した人間は強いのだ。

 

暗闇をあざ笑う者は


斜に構え、上から見下しているように見えて、実は見透かされている。


本気で何か悩んだことがない人間だと判断され、信頼はされない。


大きく成功している人は、大きな失敗の過程で


失敗しない人よりも多くのものを得ているのだ。

 

暗闇から帰ってきた者よ。


生きる目的はなにか見えただろうか。


君は失敗をする確率が一つ減った。


その失敗は早ければ早いほど良いではないか。


これから何度でもやり直せる。


これからは自分を大切にしながら生きていけばいい。

 

 

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