不安の奴隷

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「哲学と仏教によって努力をし続ける方法」について詳しく知りたい方も是非↓

(公認会計士試験合格者であり公認会計士有資格者である著者が解説)

人は往々にして不安である。

不安であるからこそ現状にしがみつく。

いかに現状が不幸であったとしても

不安が不幸に勝ち、現状に固執する。

不安を乗り越えるためには何が必要か。

それは「自分はどうなってもやっていける」と思えることである。

たとえ現在収入が高くてもそれは不安を根本から取り除くことはできない。

重要なことは収入の多寡ではない。

いかに会社や組織に依存せず自力で生きていけるかだ。

今の会社が辛い、でも家族を養うために退職はできない、

その結果会社の愚痴を言いつつもしがみつかざるを得ない矛盾だらけの行動に

自分自身嫌になることも多いだろう。

自己嫌悪に陥る人も多いだろう。

そんなときは自分に問いかけてみるべきだ。

その行動判断の基準は「不安だから」であるか否か。

もし不安だから今の会社にしがみついていると気づいたのであれば
早々に撤退の準備をすべきだ。

辛いにも関わらず会社にしがみ続けることは時間の無駄でしかない。

もしくは今の会社で辛くないように精進する方法もある。

退職や転職することがすべての答えではない。

人間は追い詰められると思考が停止し、視野が狭くなるものだ。

そんな時こそ、人の力を借りてでも自分を客観視するよう努めるべきだ。

自分を苦しめている原因について突き詰めているべきだ。

そうしない限り、現状は変わらず、何も解決されない。

時間だけが減っていき、取り返しのつかないことになるかもしれない。

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